ぼちぼち堂

会津若松市緑町で古本屋&定食屋「ぼちぼち堂」を営んでいる 山内隆 さん。

かつて東京でITエンジニアをしていた山内さん。

SF小説が好きで、おもしろいSF小説を探すため、書店巡りを趣味にしていました。

書店を巡っているとき、ひとつのチラシが目にとまりました。

それは、上野の不忍(しのばず)ブックストリートにて開催されている「一箱古本市」のもの。

「一箱古本市」とは?

みかん箱ひとつ分の古本を持ち寄り、古本を販売するイベントのこと。

古本屋でないひとでも、個人で好きな古本を売るもの。

山内さんは、一箱古本市に出店したい気持ちが高まり、

「思いつきだけど、古本を売ってみよう!」

と、東京の古本屋を巡り、意気揚々と本集めを楽しみました。

一箱古本市の出店をきっかけに「ほちぼち堂」がはじまります。

いずれ、会津へ帰ることを決心。

「会津で夢だった、古本屋を出そう!」

「地域の人に愛される店にしよう」

調理師の奥さんとともに「古本屋」と「定食屋」を併設し、夫婦で力を合わせた「ぼちぼち堂」ができました。

ぼちぼち堂の常連客が作った フォトブック

「いまは、定食屋に古本がおいてあるイメージ」

「近所のひとがよく食べに来てくれる」

そんな空間として運営しています。

古本を並べた本棚を見たお客さんから、

「あなたのところの棚はおもしろいね」

と声を掛けられることがありました。

とても嬉しい言葉をいただき、棚づくりに励む楽しさを再発見した山内さん。


会津ブックフェアにおいでになるお客様へ

「多感な少年・青年期に読む本は一生のたからもの」

「ふらりと知らない世界に出会う」

「中高生たちに、本を身近に感じて欲しい」

「ぼちぼち堂」からの提案を感じに、ぜひ足をお運びくださいませ。

ぼちぼち堂の看板猫

ぼちぼち堂

福島県会津若松市緑町8−43

0242-27-7760